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2017.03.31 わかりやすい下肢静脈瘤の教科書

妊娠と静脈瘤

記事執筆Author

目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

妊娠・出産は下肢静脈瘤の主要な原因のひとつで、特に2人目の妊娠時に静脈瘤が顕著になったという方が多いです。

 

その理由は3つあります。

1.女性ホルモンの影響

2.大きくなった子宮による圧迫

3.血液量が増える

 

その1.血液量が増える

妊婦さんの体に流れる血液量は、妊娠前よりも多くなります。

それは赤ちゃんを育てるためです。

母体を流れる血液が多くなるので、静脈も太くなります。

 

その2.女性ホルモンの影響

妊娠後期にプロゲステロンという女性ホルモンが多く分泌されるためです。

妊娠中は赤ちゃんにちゃんと栄養が届けなければなりません。

ロゲステロンは血管を拡げやすくして、骨盤内の血流を増やす働きをします

 

その3.大きくなった子宮による圧迫

静脈の血液が足から心臓に戻る際に、骨盤を通ります。

妊娠後期になると赤ちゃんが大きくなり、静脈が圧迫されます。

ちょうど、山道が落石で大渋滞するような感じです。

 

これら3つの要素が重なって、静脈がパンパンに太くなるのです。

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