【Q&A】下肢静脈瘤の手術後、仕事の復帰はいつできますか?
下肢静脈瘤の手術後の仕事復帰について、患者さんからよくご質問いただきます。現在、下肢静脈瘤の手術は血管内焼灼術(カテーテルにより静脈を焼灼する治療)と血管内塞栓術(医療用の接着剤により静脈を塞いでしまう治療)の2種類が主流です。そのため、この2種類の手術を行った場合の術後の仕事復帰についてご説明いたします。
血管内焼灼術(カテーテルにより静脈を焼灼する治療)と血管内塞栓術は、術後の麻酔が切れた後の痛みや患部の腫れが比較的少なく、回復も早いため、早期に職場復帰が可能です。それでは職業別にご説明いたします。

職業別の仕事復帰のタイミング

デスクワークのような軽度の仕事であれば、手術後にそのまま出勤可能です。 重労働やしゃがんだり立ち上がったりする動作が多いお仕事の場合は、足に巻いた弾性包帯がずり落ちてしまう恐れがあります。手術翌日には弾性包帯が外れますので、手術翌日からお仕事に従事なさってください。

仕事復帰に向けてのアドバイス

手術後は弾性ストッキング(着圧ソックス)を着用してお仕事をなさってください。
以上、お仕事の復帰のタイミングについて、当院でのケースについてご説明しました。実際に当院の患者さんは上記のようなタイミングでお仕事復帰されていますが、これまでに特に問題になったことはありません。ただし、最終的には担当医と相談しながら、個々の状況に合わせた適切な復帰時期を決定することが重要です。


目黒外科は東京の品川区にある下肢静脈瘤の診療に特化した専門クリニックです。下肢静脈瘤のレーザー手術件数は2020年から日本一の実績があります。下肢静脈瘤のことでお悩みの方はどうぞお気軽にご相談下さい。