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太もものクネクネした血管がボコボコと浮き出てきたら下肢静脈瘤かもしれません
下肢静脈瘤とは足の皮膚の下を走る静脈が瘤のように太くなり目立ってくる状態を言います。下肢静脈瘤が目立つ原因
下肢静脈瘤は足の皮膚の下を流れる静脈の弁に異常があると発生します。足の静脈には血液を心臓に戻す役割がありますが、地球の重力に負けてしまうと血液が上に流れていきません。
そこで、血液が重力により下に戻らないようにするための逆流を防止する弁が備わっています。
静脈弁が壊れてしまう原因
- 飲食業や販売員など、長時間同じ場所で立ち続けるお仕事の方。
- 2人以上の出産経験のある方。
- 両親のどちらかあるいは両方が下肢静脈瘤の方。
すると静脈を流れる血液は心臓に戻ることができず溜まってしまいます。
はじめは少しずつ血管が目立ってくるのであまり気づきにくいですが、年月とともに静脈瘤が太くなってくるとクネクネと蛇行するようになります。
下肢静脈瘤ができやすい場所は
- ふくらはぎ
- すね
- 太もも
- 膝の裏側
- 足首
下肢静脈瘤は治療したほうがいいの?
下肢静脈瘤の治療を考慮するのは次のケースです。- 見た目が気になっていて改善したいと考えている
- 足のむくみ・だるさ・こむら返りなどの自覚症状があって困っている
- 1と2の両方
足の血管がボコボコ浮き出ているけれど、特に困った自覚症状もないし、見た目もあまり気にならない、という方は経過観察でも構いません。
ただし、下肢静脈瘤は自然治癒することはない病気ですので、年月とともに見た目あるいは自覚症状は進行していきます。
下肢静脈瘤は見た目や自覚症状に個人差が大きいので、お一人お一人の病状を把握したうえで治療をするか、様子を見るか判断されると良いと思います。
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