こんな悩みで下肢静脈瘤の治療をためらっていませんか?
「下肢静脈瘤を治療したいけれど、痛そう・・・怖い・・・」今回の記事では、下肢静脈瘤手術後の痛みについて解説します。
現在日本国内で行われている下肢静脈瘤の手術は主に3種類あります
- 血管内焼灼術(レーザー治療・高周波治療)
- 血管内塞栓術(グルー治療)
- ストリッピング手術
下肢静脈瘤手術の麻酔方法
下肢静脈瘤手術の際に行う麻酔方法は大きく分けて2種類あります。- 局所麻酔
- 静脈麻酔
局所麻酔
皮膚や静脈など、手術する場所に痛み止めの薬を注射して、その部分だけの痛みを取るのが局所麻酔です。局所麻酔だけでは患者さんは眠くなりませんので、手術中の緊張・不安を取り除くためには静脈麻酔が必要です。
静脈麻酔
静脈麻酔は患者さんを眠らせる効果があるので、治療中は患者さんの意識はありません。静脈麻酔だけでは痛みを取る効果はないので、痛みを取るには局所麻酔が必要です。
当院での手術中・手術後の痛みアンケート
手術中・手術後の痛みについて患者さんにアンケートを取りました。手術中と手術後の痛みを
- 非常に痛かった➡4点
- かなり痛かった➡3点
- まあまあ痛かった➡2点
- 少し痛かった➡1点
- 痛くなかった➡0点
その結果がこちらです。
つまり、手術中・手術後を通じてほとんどの患者さんが「痛くなかった」と回答されています。
また、当院では術後の痛み対策としてロキソニンを処方しています。
これを痛みがある時だけ服用していただいています。
その結果、手術を受けた患者さんがいったい何錠のロキソニンを服用したかというと平均1.5錠でした。
ほとんどの患者さんは痛みがあったからロキソニンを服用したのではなく、痛みが心配で予防的に服用していました。
つまり、手術後に麻酔が切れたあとは痛みがつらいのではないかというご心配は大丈夫ということです👍
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