【Q&A】下肢静脈瘤は歩くと良くなりますか?

下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤とは、足の血管が太くなってしまう病気のことです。血液がうまく心臓に戻らず、足にたまってしまうために起こります。足がむくんだり、痛かったりすることがあります。

下肢静脈瘤は歩くと良くなるのでしょうか?

答えは「はい」です。歩くことは、静脈瘤にとってとても良いことです。歩くときに足の筋肉が動き、血液が心臓に戻りやすくなります。これを「筋ポンプ作用」と言います。筋ポンプ作用が働くと、足のむくみや痛みが軽くなります。ですから、静脈瘤の方は、毎日少しずつでも歩くことが大切です。

しかし、歩くだけでは静脈瘤が完全に治るわけではありません。静脈瘤の治療には、専門の医師に相談することが大切です。また、長時間同じ姿勢でいるのは避け、定期的に足を動かすことを心がけましょう。

静脈瘤でお悩みの方は、ぜひ歩くことを日常生活に取り入れてみてください。そして、お困りのことがあれば、専門の医師に相談してみてくださいね。