下肢静脈瘤とは?正しい読み方とよくある誤解・症状も解説
こんにちは、目黒外科 院長の齋藤陽です。この記事では「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」の正しい読み方と、よくある間違い、さらに病気そのものの特徴についてわかりやすく解説します。
下肢静脈瘤は、多くの方が見た目や違和感に悩まされる身近な病気です。正しい言葉の使い方と知識を身につけることで、早期の受診・治療につなげていただければ幸いです。
下肢静脈瘤とは?
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは、足の静脈の壁が弱くなって血液が逆流し、血管がふくらんで見える病気です。
本来、足の静脈は血液を心臓に送り返す役割を持っていますが、その流れを支えているのが「逆流防止弁」というしくみです。ところがこの弁がうまく閉じなくなると、血液が逆流し、足の血管内で血液が滞るようになります。
老廃物を含んだ血液がたまることで、以下のような不快な症状を引き起こします:
- 足の重だるさ・疲れやすさ
- 夕方のむくみ
- こむら返り(足がつる)
▲図:正常な静脈と逆流が起こった状態の違い
間違えやすい読み方に注意!
ネット検索や会話の中で、以下のように間違って覚えられているケースがあります:
- 「下垂静脈瘤」
- 「下肢静脈流」
- 「かしせいみゃくりゅう」
正しくは 「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」 です。
検索キーワードとして入力する際も、正しい表記を使うことで、信頼できる医療情報にアクセスしやすくなります。
正確な情報が重要です
誤った読みや自己判断による情報収集は、症状の見逃しや不適切な対応につながります。
正しい医学用語を理解することが、適切な医療につながる第一歩です。
まとめ
「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」という正しい言葉と意味を知ることは、見逃されがちな足の不調に気づくきっかけになります。
少しでも気になる症状がある方は、お早めに医療機関へご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 下肢静脈瘤って自然に治りますか?
A1. 自然に治ることはほとんどなく、放置すれば徐々に進行するため、早期受診が重要です。
Q2. 「見た目が気になるだけ」で受診してもいいですか?
A2. はい、見た目の変化も立派な症状のひとつです。気になる時点で受診をおすすめします。
Q3. 正しく検索しないと、情報が出てこないこともある?
A3. はい。「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」と正確に入力することで、より信頼性の高い情報にアクセスできます。
📣 目黒外科からのご案内
目黒外科は東京都品川区にある、下肢静脈瘤治療に特化した専門クリニックです。
院長・齋藤陽(下肢静脈瘤治療歴28年)が一人ひとりに合わせた診療を行っています。
✅ 足の血管が浮き出てきた
✅ 夕方になると足が重い・むくむ
✅ 検索で「下肢静脈瘤」にたどり着いた
そんなあなたは、まず一度ご相談ください。