
下肢静脈瘤の手術後、いつからお風呂に入れる?【無切開手術なら翌日からOK】
下肢静脈瘤の手術を受けた後、「いつからお風呂に入れるのか?」は多くの患者さんが気にされるポイントです。通常、下肢静脈瘤の手術後はシャワーが24〜48時間後、浴槽での入浴は7〜10日後が目安となりますが、目黒外科の無切開手術なら手術翌日からの入浴が可能です。
この記事では、医学的根拠に基づく手術後の入浴時期と注意点、そして目黒外科での取り組みについて詳しくご紹介します。
手術後すぐにシャワーは可能?
下肢静脈瘤の手術後は、まず傷口の保護が最優先です。一般的には、手術から24〜48時間後にシャワー浴が許可されます。
この際、注意すべきポイントは以下の通りです。
- シャワーの水流を直接手術部位に当てない
- ぬるめ(38℃程度)のお湯を使用する
- 長時間浴び続けない
湯船に浸かるタイミングは?
一般的な手術では、傷口がしっかり閉じた後、7〜10日後を目安に浴槽での入浴が許可されます。これは、湯船の中には雑菌が存在するため、傷口からの感染リスクを避けるためです。
ただし、回復スピードには個人差があるため、必ず担当医の許可を得てから入浴しましょう。
目黒外科の無切開手術とは?
目黒外科では、下肢静脈瘤の治療に無切開手術を採用しています。この手術では皮膚を一切切開せず、細いカテーテルとレーザーを用いて内部から血管を閉塞させるため、外部に傷口ができません。
無切開手術後の入浴許可タイミング
無切開手術の場合、術後の感染リスクが極めて低いため、手術翌日からの入浴が許可されています。目黒外科では、2019年から無切開手術を導入し、2024年時点で5,000件以上の無切開手術を実施。
これまで翌日からの入浴によるトラブル例は一度もありません。
入浴時の注意点
手術翌日から入浴が可能であっても、以下の点には十分注意してください。- お湯の温度はぬるめ(38℃程度)に設定し、熱すぎる湯船は避けましょう。
- 入浴時間は10分以内を目安に、長湯は控えてください。
- 体調確認:入浴後に腫れや痛み、違和感を感じたらすぐに医師に相談しましょう。
まとめ|手術翌日から安全に入浴できる
下肢静脈瘤手術後の入浴は、術式や回復状況によって異なります。一般的な手術では7〜10日後、目黒外科の無切開手術なら翌日から入浴が可能です。
安全に回復するためには、医師の指示に従い、正しいタイミングと方法で入浴することが大切です。
不安な点があれば、遠慮なくご相談ください。
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