
「総合病院の方が安心」は本当?手術の満足度を左右する“執刀医の経験”という現実
とある総合病院で受けた1泊2日の手術。その結果は…
ある患者さんの例をご紹介します。その方は「総合病院の方が安心だから」という理由で、とある総合病院で1泊2日の下肢静脈瘤手術を受けられました。執刀医は血管外科医…ではなく、消化器外科の若い医師。この手術では、逆流している伏在静脈に対するカテーテル焼灼術は行われたものの、ボコボコ浮き出た側枝静脈瘤には一切手が付けられませんでした。結果、翌日には側枝の中に血栓が充満し、血栓性静脈炎という合併症を発症。患者さんは強い痛みと腫れに苦しみました。しかし、血管外科医師は非常勤のため、手術翌日は病院に不在。次の診療まで2週間待たなければならず、当院を受診されました。
【関連記事】足の血管が赤く腫れて痛い原因は?血栓性静脈炎と下肢静脈瘤を専門医が解説
教育病院であるならこそ、伝えるべき「誰が執刀するのか」
教育病院や大学病院では、専門医の取得を目指す若手医師が実地訓練を受ける場でもあります。それ自体は医療の未来を担う重要なプロセスですが、問題はその事実を患者さんに明示しないことです。今回のケースでも、「専門外の若手医師が執刀すること」「側枝瘤への処置が行われない可能性」について、事前に説明されていれば、患者さんは納得のうえで選択ができたはずです。しかし、そうした情報提供は一切なく、「専門外の若い医師が執刀すると聞いたら、その病院での手術は断っていたのに・・・」と大きな後悔を残す結果となってしましました。
目黒外科が大切にしていること
当院「目黒外科」は、下肢静脈瘤の治療に特化した専門クリニックです。レーザー手術の件数は5年連続で日本一。執刀医は下肢静脈瘤ひとすじで28年の経験を持つ院長と、心臓血管外科専門医で下肢静脈瘤治療の経験が豊富な飯田医師が担当します。若手医師への教育機関ではなく、「治したいと願うすべての患者さん」に対して、最も安全で最適な治療を提供することを使命としています。
手術ではメインの逆流している静脈だけでなく、側枝静脈瘤にまで丁寧にアプローチし、「見た目」も「症状」も改善することを目指しています。
【関連記事】下肢静脈瘤の手術後、足の症状と見た目はどうなる?生活面での注意点は?

なぜ専門クリニックでの治療が安心なのか
「大きな病院の方が安心」という気持ちは分かりますが、時としてその判断がご自身の不利益に繋がることがあります。特に下肢静脈瘤は、美容的な問題にとどまらず、放置すれば皮膚炎や潰瘍、血栓性静脈炎といった深刻な症状に発展する疾患です。そうした背景からも、下肢静脈瘤に精通し、数多くの症例を診てきた専門医による診断・治療が何よりも重要です。専門クリニックである目黒外科では、カウンセリングから術後フォローに至るまで、すべての工程を専門スタッフが一貫してサポートします。
あなたにとって本当に“安心”なのはどこですか?
医療機関を選ぶ際、「規模」や「知名度」で選ぶ前に、ぜひ一度、「その病気の治療を何件行っているのか?」「執刀医の経験はどれほどか?」「手術の目的と範囲は説明されているか?」という点を冷静に比較してください。目黒外科では、手術を無理に勧めることは決してありません。まずは丁寧に診察し、必要な検査を行い、納得のいくまで説明した上で、最適な治療方針をご提案します。
「本当に手術が必要なのか?」「この症状は放っておいていいのか?」そんな不安がある方は、ぜひ一度、当院へご相談ください。
あなたの大切な体のために、後悔のない医療機関選びを。
よくある質問(FAQ)
Q1. 総合病院と専門クリニックでは、下肢静脈瘤手術にどんな違いがありますか?
A. 総合病院では血管外科以外の医師が執刀する場合があり、教育の一環として若手医師が担当することもあります。一方、専門クリニックでは、下肢静脈瘤治療に熟練した医師がすべての手術を担当するため、経験に基づいた精度の高い処置が受けられます。
Q2. 専門クリニックでは本当に安全な手術が受けられるのでしょうか?
A. はい。目黒外科では、下肢静脈瘤治療に28年以上携わる院長と院長のもとで豊富な治療経験を積んだ心臓血管外科専門医の飯田医師が手術を担当し、5年連続でレーザー手術件数日本一の実績があります。術前カウンセリングから術後のフォローまで一貫して対応することで、安全性と満足度を高めています。
Q3. 側枝静脈瘤の処置も必ず対応してもらえますか?
A. はい。当院では、主幹の逆流静脈だけでなく、症状や美容面に影響する側枝静脈瘤も併せて治療を行い、見た目の改善と再発予防の両面を考慮した治療を行っています。また、クモの巣状静脈が気になる方には硬化療法も行っています。