「何十年ぶりにスカートを履けた」―下肢静脈瘤の治療で見た目の悩みとさよなら|専門医による症状と改善例
患者さんからのお手紙:「何十年ぶりにスカートを履いてみました」
先日、治療を受けられた患者さんから、心温まるお手紙をいただきました。その一文には、こんな言葉が綴られていました。
「何十年ぶりに、ずっと仕舞い込んでいたスカートを履いてみました。鏡に映る自分を見て、とっても嬉しくなりました。」
目黒外科の理念のひとつに「人の役に立ち喜ばれることが私たちの幸せ」があります。この患者さんからいただいた言葉に私たちもとても嬉しい気持ちになりました。
長年の悩みからの解放
お手紙には、患者さんが長い間、下肢静脈瘤による足の見た目に悩んでいたことが記されていました。
「若い頃はよくスカートを履いていました。でも、足に浮き出た血管が目立つようになってからは、パンツスタイルばかりに。スカートを見るたびに『また履きたいな』と思いつつ、いつしか諦めていました。」
下肢静脈瘤は見た目の問題だけではなく、足のだるさ・むくみ・重だるさといった症状を引き起こし、日常生活にも大きな影響を与える病気です。この方も見た目の悩みに加え、体の不調に苦しんでいたそうです。
勇気を出して治療を決断
患者さんは「本当に治るのだろうか」「痛い治療なのでは?」という不安を抱えながら当院を受診されました。治療の流れやリスク、術後ケアについて丁寧に説明した結果、治療を受ける決心をされたのです。
「治療自体は思ったよりも簡単で、ほとんど痛みもありませんでした。スタッフの皆さんの親切な対応で、不安も和らぎました。」
この患者さんが受けたのは、血管内焼灼術(レーザー治療)です。皮膚を切らず、静脈にカテーテルを挿入して熱で焼灼し、血液の逆流を止めることで症状を改善する治療法です。術後の経過も順調で、数週間後には血管の浮き出しがほとんど目立たなくなったとのことです。
スカートを履いた時の感激
治療後しばらくして、クローゼットにしまい込んでいたスカートをふと取り出し、久しぶりに履いてみたそうです。
「鏡に映る自分の姿を見た瞬間、『これが私の足だったの?』と驚きました。思わず笑顔になり、心が踊りました。」
長年の悩みが解消され、自信を取り戻した患者さんは、その日を境に明るい気持ちで毎日を過ごしているそうです。
「あのスカートを履いた瞬間、人生が少し明るくなった気がしました。もう一度スカートを楽しめるようになったこと、本当に感謝しています。」
美脚への第一歩を踏み出しませんか?
患者さんのように、足の見た目や症状で悩んでいる方は少なくありません。しかし、適切な治療を受けることで、見た目も気持ちも生活そのものも変わります。
「またスカートを履きたい」「自信を取り戻したい」とお考えの方は、ぜひ一度、下肢静脈瘤専門の医師にご相談ください。
【関連記事】下肢静脈瘤の兆候はこれ!見逃しやすい初期症状と対策を専門医が解説
【関連記事】「切らない・縫わない・目立たない」目黒外科の下肢静脈瘤レーザー手術