【最新治療】下肢静脈瘤に対するグルー治療とは?メリットと特徴を専門医が詳しく解説

【専門医監修】下肢静脈瘤の新治療「グルー治療」とは?メリット・特徴を徹底解説

下肢静脈瘤の最新手術である血管内塞栓術(グルー治療)は、医療用の接着剤を使用して静脈瘤を閉鎖する方法です。

グルー治療は比較的新しい手法で、以下のような特徴があります。

1. 非侵襲性(体へのダメージが少ない)

大規模な手術ではなく、皮膚を数ミリ切開して専用のカテーテルを挿入し、医療用の特殊な接着剤(シアノアクリレート)を静脈内に注入します。静脈を「引き抜く」ストリッピングや静脈を「焼く」血管内焼灼術に比べると、患者さんの体に加わるダメージは小さい事が特徴です。

2. 局所麻酔のみ

全身麻酔は必要なく、局所麻酔で処置が可能です。

3. 短時間の処置

処置自体は30分程度で完了し、そのまま歩いて帰宅することができます。

4. 回復が早い

手術後の回復期間が短く、多くの場合、翌日から通常の生活に戻ることができます。

5. 痛みや傷が少ない

皮膚を数ミリ切開するだけなので、ストリッピングや血管内焼灼術(レーザーまたは高周波)と比較して術後の痛みが少なく、美容的な観点からも好まれます。

6.術後の弾性ストッキングが必須ではない

この治療法の大きな利点の一つは、術後に弾性ストッキングを着用する必要がない、または着用期間が短い点です。
血管内塞栓術(グルー治療)について解説した動画がありますので、ご覧ください。


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