レーザーと高周波(ラジオ波)のちがい
基本的に、レーザーも高周波(ラジオ波)も、
「カテーテルを静脈内に挿入し、内側から熱によって静脈を閉塞させる」という点で同じです。
保険診療の手術手技料も同じです。
違いは何かというと、静脈の焼灼の仕方です。
高周波(ラジオ波)は、静脈に直接カテーテルの金属コイル部分を当て、熱により静脈を焼いて閉塞させます。
静脈をちくわに例えてみましょう。
高周波(ラジオ波)は、
「ちくわの中に焼き火箸を入れてちくわを焼く」
そんなイメージです。
1470レーザーはというと、
「ちくわの中にゴジラがしっぽを入れて、そこからレーザー光線を出して静脈を焼く」
ようなイメージでしょうか。
治療成績はどうなのかというと、「差はほとんどない」というのが正直なところです。
世界には高周波とレーザーの比較をした論文が多数出ており、結果はマチマチですが、
どちらかが圧勝ということはありません。
お互いによきライバル関係といえましょう。
下肢静脈瘤専門クリニック 目黒外科
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