下肢静脈瘤の治療方法|目黒外科|東京都品川区・目黒駅から徒歩30秒

Medical下肢静脈瘤について

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下肢静脈瘤の治療方法|手術が必要な「ボコボコ浮き出た静脈瘤」について

下肢静脈瘤にはいくつかの種類がありますが、目黒外科では主に、足の表面にボコボコ・クネクネと太く浮き出た静脈瘤に対する日帰り手術を専門に行っています。

特に、立った時にふくらはぎ・すね・膝の裏・太ももなどに太い血管が蛇行して浮き出ている方、足のだるさ・こむら返り・皮膚のかゆみ・色素沈着・湿疹などを伴う方は、治療により症状の改善が期待できる場合があります。

【重要】くもの巣状静脈瘤のみの方は、血管内レーザー治療ではなく硬化療法で治療します

太くボコボコ浮き出た血管ではなく、皮膚の表面に赤・紫・青色の細い血管が網目状、またはクモの巣状に見えるだけの場合は、一般的に「くもの巣状静脈瘤」「網目状静脈瘤」と呼ばれる状態です。

これらは多くの場合、美容的なお悩みが中心であり、血管内レーザー治療などの手術対象にはなりません。また、くもの巣状静脈瘤だけで、足のだるさ・こむら返り・むくみの原因になることは通常ありません。

細い血管の見た目が気になる場合は、硬化療法で治療を行います。

当院で手術をおすすめする方

  • 立つと、ふくらはぎやすねに太い血管がボコボコ浮き出る
  • 血管がミミズのようにクネクネ曲がって見える
  • 足の血管が以前より明らかに太くなってきた
  • ボコボコした静脈瘤に加えて、夜間や起床時のこむら返りがある
  • ボコボコした静脈瘤に加えて、足のだるさ・重さがある
  • すねや足首周囲に、かゆみ・湿疹・色素沈着・皮膚の硬さがある
  • 以前に他院で治療したが、再び太い血管が浮き出てきた

 

足の血管 ボコボコ

うっ滞性皮膚炎 画像

硬化療法をおすすめする方

  • 赤や紫の細い血管が皮膚表面に見えて気になる方
  • くもの巣状静脈瘤が気になる方
  • 網目状静脈瘤が気になる方
  • 美容目的で細い血管をきれいにしたい方

下肢静脈瘤の治療方法について

圧迫療法

弾性ストッキングは医療用のストッキングです。

弾性ストッキングをはくと、ふくらはぎが圧迫されるため、静脈の血液が下から上に押し上げられます。ちょうどマヨネーズや歯磨き粉を搾り出すのと似ています。

血液の渋滞が軽くなることで、足のだるさ・重さ・こむら返りなどが改善する場合があります。

ただし、弾性ストッキングは下肢静脈瘤を根本的に治す治療ではありません。履いている間だけ血液の流れを助ける、いわば補助的な治療です。

<メリット>
  • その場で治療を開始できる
  • 足のだるさ・重さ・こむら返りなどの改善が期待できる
  • 手術と比べると負担が少ない
  • 手術前後の補助療法としても有用
<デメリット>
  • 根本的な治療ではない
  • 脱ぐと効果はなくなる
  • 夏場は暑く感じることがある
  • 皮膚がかゆくなったり、かぶれたりすることがある
  • 普通の靴下と比べると硬く、履きにくい

弾性ストッキングには、ハイソックスタイプ・ストッキングタイプ・パンストタイプがあります。


ふくらはぎをしっかり圧迫することが重要ですので、履きやすさと価格の面から、ハイソックスタイプを選ばれる方が多いです。

弾性ストッキングの選び方
  • 圧力:基本は中圧ですが、高齢の方や一人で履くのが難しい方は弱圧でも構いません。
  • サイズ:足首とふくらはぎの太さを測り、ご自身に合うものを選びます。
  • つま先:基本はつま先ありですが、水虫・外反母趾・暑がりの方はオープントゥを選ぶこともあります。
弾性ストッキングの正しい使用方法
  1. 朝、起床後のむくみが少ない時間帯に着用します。
  2. 足首からふくらはぎにかけて、しわが寄らないように丁寧に引き上げます。
  3. 毎日洗濯して清潔に保ちます。


外科治療|原因となる逆流を止める治療

ボコボコ・クネクネと浮き出た下肢静脈瘤の多くは、足の表面近くを流れる伏在静脈という血管で、血液が逆流していることが原因です。

本来、足の静脈には血液が下に戻らないようにする逆流防止弁があります。しかし、この弁が壊れると、立っている時に血液が足の方へ逆流してしまいます。その結果、皮膚表面の血管が太くふくらみ、ボコボコ・クネクネと浮き出てきます。

外科治療の目的は、逆流している病的な静脈を閉じて、血液の渋滞を改善することです。

  • 逆流している静脈を閉じる治療:血管内レーザー治療・血管内焼灼術
  • 医療用接着剤で静脈を閉じる治療:血管内塞栓術・グルー治療
  • 病的な静脈を取り除く治療:ストリッピング手術

なお、くもの巣状静脈瘤や網目状静脈瘤は、血管内レーザー治療の対象ではありません。


血管内焼灼術・血管内レーザー治療

カテーテル治療

血管内焼灼術は、逆流している静脈の中に細いカテーテルを入れ、レーザーや高周波の熱で静脈を内側から閉じる治療です。

皮膚を大きく切開する必要がないため、体への負担が少なく、日帰りで行うことができます。

レーザーカテーテルは針金くらいの細さです。逆流している静脈の中にカテーテルを挿入し、先端から出る熱によって静脈を閉塞させます。

治療された静脈には血液が流れなくなるため、足の方へ血液が逆流しにくくなります。

足には多くの静脈があります。病的に逆流している静脈を閉じても、正常な深部静脈を通って血液は心臓へ戻るため、足の血流が悪くなることはありません。

  • カテーテル治療

    1. 目的の静脈にカテーテルを挿入します。

  • カテーテルを入れます

    2. 皮膚を大きく切らずに治療するため、傷あとが目立ちにくいのが利点です。

  • コイルを120℃に発熱

    3. カテーテル先端の熱により、逆流している静脈を閉じます。

  • 静脈の焼灼自体は片足約3~5分で終了

    4. 静脈が閉塞することで、血液の逆流が改善します。

よくあるご質問

くもの巣状静脈瘤もレーザー手術で治せますか?
いいえ。皮膚表面に細く見えるくもの巣状静脈瘤や網目状静脈瘤は、血管内レーザー治療の対象ではありません。血管内レーザー治療は、足の表面に太くボコボコ浮き出る静脈瘤の原因となる、伏在静脈の逆流を止める治療です。
足がだるいだけでも受診できますか?
足のだるさだけでは、下肢静脈瘤が原因とは限りません。整形外科的な問題、内科的なむくみ、生活習慣、筋力低下など、さまざまな原因があります。太くボコボコ浮き出た静脈瘤がない場合は、まず内科・整形外科・皮膚科などでご相談ください。
こむら返りだけでも下肢静脈瘤の検査を受けた方がよいですか?
夜間や起床時のこむら返りは下肢静脈瘤で見られることがありますが、こむら返りだけで下肢静脈瘤と判断することはできません。太くボコボコ浮き出た静脈瘤を伴う場合は受診をご検討ください。血管が浮き出ていない場合は、当院の初診予約の対象外です。
だれでも血管内レーザー治療を受けられますか?
血管内レーザー治療は、超音波検査で静脈の逆流が確認され、手術適応がある方に行う治療です。くもの巣状静脈瘤や網目状静脈瘤のみの方、歩行が困難な方、重い全身疾患がある方などは対象にならない場合があります。
血液をサラサラにする薬を飲んでいますが、治療できますか?
血液が固まりにくくなる薬を服用中でも、血管内治療が可能な場合があります。従来のストリッピング手術では薬の中止が必要になることもありましたが、カテーテル治療では中止せずに行えることがあります。実際の可否は診察時に判断します。

手術後の日常生活について

治療当日は、入浴・自転車・自動車の運転などは控えていただきます。それ以外の炊事・洗濯・買い物・掃除などの日常動作は差し支えありません。

基本的には、手術翌日から通常の生活に戻ることができます。

手術後の通院について

手術後は、静脈がきちんと閉塞しているかを超音波検査で確認します。通院回数や時期は、治療内容や足の状態によって異なります。


血管内塞栓術・グルー治療

血管内塞栓術は、医療用接着剤を用いて逆流している静脈を閉じる治療です。

シアノアクリレートという医療用接着剤を静脈内に注入し、血液の逆流を止めます。

治療方法

局所麻酔を行い、治療する静脈にカテーテルを挿入します。注射器に入った医療用接着剤を、専用の器具を用いて静脈内に注入します。

グルー治療はすべての下肢静脈瘤に適しているわけではありません。静脈の太さ、曲がり具合、逆流の範囲などを超音波検査で確認したうえで、適応を判断します。

なお、くもの巣状静脈瘤や網目状静脈瘤は、グルー治療の対象ではありません。


ストリッピング手術

ストリッピング手術

ストリッピング手術は、逆流している静脈を特殊なワイヤーで抜去する手術です。血管内治療が普及する以前は、下肢静脈瘤に対する一般的な手術方法でした。

現在は、体への負担や傷あとへの配慮から、血管内レーザー治療などのカテーテル治療が選ばれることが多くなっています。ただし、静脈の状態によっては、ストリッピング手術が検討される場合もあります。

ストリッピング手術も、太く浮き出た伏在型静脈瘤に対する治療であり、くもの巣状静脈瘤や網目状静脈瘤を目的とした治療ではありません。


見た目だけの細い血管について

皮膚の表面に赤・紫・青色の細い血管が見える状態は、くもの巣状静脈瘤や網目状静脈瘤と呼ばれます。

これらは、太くボコボコ浮き出る下肢静脈瘤とは性質が異なります。多くの場合、血管内レーザー治療やグルー治療などの手術対象ではなく、足のだるさ・こむら返り・むくみの主な原因にもなりません。

くもの巣状静脈瘤が気になる方へ

細い血管の美容的な改善をご希望の場合は、硬化療法を行います。


痛み・手術跡への配慮

下肢静脈瘤の本質は、足の静脈にある逆流防止弁が壊れ、血液が心臓へ戻りにくくなり、足の方へ逆流してしまうことです。

原因となる静脈に対してカテーテル治療を行うことで、血液の逆流を改善します。皮膚を大きく切らないため、傷あとが目立ちにくく、体への負担も少ない治療です。

長年、足のだるさ・重さ・夜間や起床時のこむら返りに悩んでいた方でも、原因が下肢静脈瘤であれば、治療によって症状の改善が期待できます。

ただし、症状だけで下肢静脈瘤と判断することはできません。目安となるのは、立った時に太い血管がボコボコ・クネクネと浮き出ているかどうかです。

細い血管が見えるだけの場合、または血管が浮き出ていない場合は、当院の手術適応とは異なります。

ご予約のまえにご確認ください

  • 足に太い血管がボコボコ浮き出ている
  • 血管がクネクネと蛇行している
  • 立つと血管が明らかに盛り上がる
  • ボコボコした静脈瘤に加えて、こむら返り・だるさ・皮膚症状がある

美容皮膚科・形成外科・皮膚科などでご相談ください

  • 赤・紫・青の細い血管が見えるだけ
  • くもの巣状静脈瘤だけが気になる
  • 網目状静脈瘤だけが気になる
  • 血管は浮き出ていないが、足のだるさやむくみの原因を調べたい
  • 美容目的で細い血管をきれいにしたい

当院の初診枠は、手術が必要となる可能性のある患者さんを優先しています。判断に迷う方は、まず写真診断をご利用ください。

ご予約・お問い合わせ contact / reservation

太くボコボコ・クネクネと浮き出た下肢静脈瘤でお悩みの方は、WEB予約またはお電話でご相談ください。

くもの巣状静脈瘤・網目状静脈瘤のみの方、血管が浮き出ていない方は、美容皮膚科・形成外科・皮膚科などでご相談ください。

tel:03-5420-8080

受付時間
9:00〜17:30
休診日
水・土・日(隔週)・祝

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