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2017.03.12 Q&A

Q&A 足の色素沈着は、静脈瘤を治療すれば治るの?

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目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

下肢静脈瘤の症状に、皮膚の色素沈着があります。

この色素の正体は、血液中のヘモジデリンという色素です。

大伏在静脈に逆流があると、血液がひざ下に渋滞します。

くるぶしの上が色素沈着しやすい場所です。

この色素沈着は、血液の渋滞を解消しても、なかなかきれいにすることはできません。

では、放っておくとどうなるかというと、自然によくなることはありませんが、

皮膚と皮下脂肪が硬くなることがあります(皮膚脂肪硬化)

これがさらに進行すると、

皮膚潰瘍となることもあります。

皮膚潰瘍ができると、通院回数や治るまでの期間が長くかかります。

ですから、皮膚の色素沈着が出現したら、

皮膚科を受診するか、下肢静脈瘤を診療している医療機関を受診なさってください。

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