【コロナウイルスで自宅待機されている方必見!】弾性ストッキングのススメ|目黒外科|東京都品川区・目黒駅から徒歩30秒

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2020.03.21 わかりやすい下肢静脈瘤の教科書

【コロナウイルスで自宅待機されている方必見!】弾性ストッキングのススメ

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目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

世界的なコロナウイルス大流行により、お勤めの方はテレワーク、学校も休校になり、世間では様々なイベントが自粛となっています。

不要な外出を控え、ご自宅でお過ごしの方も多いのではないかと思います。

特にご高齢の方は重症化しやすいと言われており、外出を控えていらっしゃるのではないでしょうか。

大地震の際の避難所生活ほどではないと思いますが、自宅で引きこもりに近い生活となると、あまり体は動かさず、ついゴロゴロしてしまいがちです。

そのような状況ですと、「第二の心臓」と呼ばれる足のふくらはぎをあまり動かさなくなるため、足の静脈に血液が滞ってしまいます。

血液が滞ると血液中の老廃物もたまるので、足のだるさ、むくみなどに始まり、こむら返りなどの症状も生じやすくなります。

場合によっては静脈に血栓が生じる可能性もあります。

少なくとも朝、昼、晩には屈伸運動やアキレス腱を伸ばす運動などをやりましょう。

足首を動かしながらテレビを観るのも良いでしょう。

でも、足の運動とか言われても、、、意識していないと、つい忘れちゃう!という方には是非おすすめしたいものがあります。

 

それは、、、、、、

 

弾性ストッキング!

 

弾性ストッキングとは、医療用の靴下です。

(画像提供グンゼ)

通常の靴下との大きな違いは、足を包み込むように圧迫する設計になっているので、ふくらはぎを圧迫してくれます。

ふくらはぎが圧迫されると、足の静脈が圧迫され、血液が上半身の方へ流れやすくなります。

これを足の「筋ポンプ作用」といいます。

弾性ストッキングを着用すると、足の静脈に血液がたまらなくなるため、足のむくみやだるさなどの症状が改善します。

静脈血栓の予防にもなります。

ドラッグストアや医療機関で入手することができます。

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