「一次性静脈瘤」と「二次性静脈瘤」の違いとは|目黒外科|東京都品川区・目黒駅から徒歩30秒

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2017.07.29 わかりやすい下肢静脈瘤の教科書

「一次性静脈瘤」と「二次性静脈瘤」の違いとは

記事執筆Author

目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

下肢静脈瘤は2種類あります。

● 一次性静脈瘤

● 二次性静脈瘤

 

一次性静脈瘤とは、先天性(生まれつき)あるいは後天性(立ち仕事や妊娠による)にできた静脈瘤をいいます

二次性静脈瘤とは、深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群とかロングフライト症候群ともいいます)という病気により深部静脈が血栓で閉塞してしまい、心臓へ帰るバイパス道路が必要となってできた静脈瘤をいいます。

二次性静脈瘤を手術してしまうと、足の静脈の血行が悪化してしまいますので、注意が必要です。

「深部静脈血栓症」という病気になったことがある方は、必ず医師に伝えましょう。

下肢静脈瘤の手術をしても良いのは「一次性静脈瘤」だけです。

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