静脈血の交通整理の方法 |目黒外科|東京都品川区・目黒駅から徒歩30秒

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2017.03.08 わかりやすい下肢静脈瘤の教科書

静脈血の交通整理の方法 

記事執筆Author

目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

静脈血の渋滞を解消するもう一つの方法は、血液に交通整理することです。

どのような方法で交通整理を行うのか?

それは、交通渋滞を引き起こしている静脈を通行止にするのです。

逆流防止弁の壊れたダメな静脈に血液が入り込んでしまうから、

入り込んだ血液が戻ってきてしまうのです。

一方通行のため進入禁止の道も、標識がなければ車は侵入してしまいます。

ですから、このダメな静脈に血液が入り込まないようにする事が大事です。

 

2つの方法があります。

その1 熱やレーザーでダメな静脈を焼いて閉塞させてしまう。

高周波による熱やレーザーにより静脈が焼けて閉塞します。

逆流防止弁がダメになってしまった静脈が閉塞していますので、血液はもうこの静脈内に入ることはありません。

当然、逆流も起こらないので、血液の渋滞も起こらなくなります。

 

その2 ダメな静脈を切除してしまう。

逆流してしまう静脈がなくなるので、血液の渋滞もなくなります。

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