血管内焼灼術 術後の経過について|目黒外科|東京都品川区・目黒駅から徒歩30秒

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2017.04.28 わかりやすい下肢静脈瘤の教科書

血管内焼灼術 術後の経過について

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目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

<手術当日(手術後)>

麻酔も効果もあるため痛みを感じることはほとんどありません。

<翌日~1週間くらい>

●皮下出血・アザ

アザは術後数日で紫色が徐々に濃くなりますが、血液が皮膚直下に移動してきたためです。

手術の時すでに出血自体は止まっていますので、ご安心ください。

アザ自体はそのうち紫から黄色になり約1週間で自然に消えていきます。

<数日~1か月>

●太もものつっぱり感

大伏在静脈を焼灼した場合、太もものつっぱり感を感じることがありますが、痛み止めを飲むほどではありません。

1か月目の診察の頃には改善していることが多いです。

<術後1か月以降>

●色素沈着、コリコリ感

大伏在静脈の焼灼後、人によっては静脈は皮膚直下を走る方がいらっしゃいます。

そんな方は焼灼した静脈に沿って皮膚の色素沈着を起こします。

焼灼した静脈はコリコリした固まりに触れます。

その後、半年くらいするとコリコリ感は少なくなっていきますが、色素沈着は消えないことが多いです。

ビタミンCは効能効果に「炎症後の色素沈着」とありますが、個人的な印象としては色素沈着に対する効果はあまり感じません。

 

 

 

 

下肢静脈瘤専門クリニック 目黒外科

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下肢静脈瘤血管内焼灼術指導医の齋藤陽が診察いたします

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