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2017.03.11 わかりやすい下肢静脈瘤の教科書

弾性ストッキング

記事執筆Author

目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

静脈の渋滞(うっ滞)を解消するためには

1.圧迫療法:渋滞している血液を圧迫により上に押し上げる

2.外科治療:逆流している静脈を閉塞または抜去して逆流をなくしてしまう    

などの治療があります。

弾性ストッキングは、医療用に作られた靴下です。

普通の靴下と異なる点は、足にかかる圧力が強いことです。

弾性ストッキングには、足にかかる圧力の強さにより「弱圧」「中圧」「強圧」とに分かれます。

静脈瘤の治療に使用するのは「中圧」です。

タイプは、上記のように3種類に分かれます。

一番多く使用されるのは、ハイソックスタイプです。

静脈血が一番たまるのが、ふくらはぎです。ですから、ふくらはぎが圧迫されることが大事です。

弾性ストッキングの長所

・一番手軽にはじめられる治療

・静脈血の渋滞によるつらい症状がある方にとっては、速やかに症状の改善が期待できる

・安価である

弾性ストッキングの短所

・ストッキングを脱いだら血液が逆流するため、根本的な治療方法ではありません

・硬くて履きにくい

・皮膚の弱い方は、かゆみやかぶれることがある

・夏場に着用するのは暑い

 

弾性ストッキングを着用した方が一番最初に思うこと。

それは「履きにくい」です。

弾性ストッキングの正しい履き方の動画です。

動画提供:リムフィックス

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