【医師監修】NHKトリセツショーで足のむくみ・足梗塞が心配になった方へ|下肢静脈瘤との違い|目黒外科|東京都品川区・目黒駅から徒歩30秒

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2026.04.12 メディア情報

【医師監修】NHKトリセツショーで足のむくみ・足梗塞が心配になった方へ|下肢静脈瘤との違い

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目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

NHKトリセツショーで足のむくみ・足梗塞が心配になった方へ

NHK「あしたが変わるトリセツショー」で、足のむくみや足梗塞について取り上げられたことで、「自分の足のむくみも危ないのではないか」「足の血管が浮き出ているけれど足梗塞なのか」と不安になった方もいらっしゃると思います。

足の血管の病気には、大きく分けて動脈の病気静脈の病気があります。いわゆる足梗塞は主に動脈の血流障害、下肢静脈瘤は静脈の逆流によって起こる病気です。

足が冷たい、歩くと痛い、足の色が白い・紫色・黒っぽい、急に強く痛む場合は、動脈の血流障害が疑われるため、循環器内科・血管外科・救急外来での相談が適しています。

一方で、足の血管がボコボコ・クネクネ浮き出ている場合や、足首まわりの黒ずみ・湿疹・かゆみがある場合は、下肢静脈瘤が関係していることがあります。

※写真診断は確定診断ではありません。最終的な診断と治療方針の決定には、医師の診察と超音波検査が必要です。
※急な足の痛み、冷え、色の変化、しびれ、動かしにくさがある場合は、下肢静脈瘤ではなく動脈の病気の可能性があります。救急外来・血管外科・循環器内科へ早めにご相談ください。

こんにちは、目黒外科です。いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

NHKの「あしたが変わるトリセツショー」で足のむくみや足梗塞が取り上げられた後、「私のむくみも足梗塞でしょうか?」「足の血管が浮き出ているのですが、危ない病気でしょうか?」というお問い合わせをいただくことがあります。

健康への関心が高まることは大切です。ただし、足のむくみ、足梗塞、下肢静脈瘤は、それぞれ原因や受診先が異なります。

このページでは、テレビを見て足の血管が心配になった方へ、足梗塞と下肢静脈瘤の違い、受診先の目安、目黒外科で相談すべきケースについて、目黒外科 院長・齋藤陽がわかりやすく解説します。


まず確認|急いで受診した方がよい症状

次のような症状がある場合は、下肢静脈瘤ではなく、動脈の血流障害や血栓症など、緊急性のある病気が関係している可能性があります。

救急外来・循環器内科・血管外科へ早めに相談した方がよい症状

  • 急に足が強く痛くなった
  • 足が急に冷たくなった
  • 足の色が白い、紫色、黒っぽい
  • 歩くと足が痛くなり、休むと楽になる
  • 足の指が黒ずんできた
  • 足の傷がなかなか治らない
  • しびれが強い、足が動かしにくい
  • 片足だけ急に腫れた
  • 息切れ、胸の痛み、呼吸困難を伴う

このような場合は、目黒外科の下肢静脈瘤初診予約ではなく、救急外来、循環器内科、血管外科などで早めに相談してください。


足梗塞は「動脈」、下肢静脈瘤は「静脈」の病気です

足の血管には、心臓から足へ血液を送る動脈と、足から心臓へ血液を戻す静脈があります。

いわゆる「足梗塞」は、足へ血液を送る動脈の流れが悪くなる病気を指して使われることがあります。医学的には、閉塞性動脈硬化症や急性動脈閉塞などが関係します。

一方、下肢静脈瘤は、足から心臓へ戻る静脈の弁が壊れ、血液が足にたまりやすくなる病気です。足の表面に血管がボコボコ・クネクネと浮き出るのが特徴です。

項目 足梗塞・動脈の病気 下肢静脈瘤
血管の種類 動脈 静脈
血液の流れ 心臓から足へ血液を送る 足から心臓へ血液を戻す
主な原因 動脈硬化、血管の狭窄・閉塞など 静脈弁の故障、静脈の逆流
代表的な症状 歩くと痛い、足が冷たい、色が悪い、傷が治りにくい 血管がボコボコ浮き出る、足がだるい、むくむ、こむら返り、皮膚の黒ずみ
主な受診先 循環器内科、血管外科、救急外来など 下肢静脈瘤専門クリニック、血管外科など

足のむくみだけでは、足梗塞や下肢静脈瘤とは判断できません

「足がむくむ」という症状だけで、足梗塞や下肢静脈瘤と判断することはできません。

足のむくみには、長時間の立ち仕事、座りっぱなし、運動不足、加齢、薬の影響、心臓・腎臓・肝臓など内科的な病気、リンパの流れの問題、整形外科的な問題など、さまざまな原因があります。

むくみだけで、足の血管がボコボコしていない
→ 下肢静脈瘤以外の原因も考える必要があります。内科、整形外科、循環器内科などでの相談が適していることがあります。

むくみがあり、足の血管がボコボコ・クネクネ浮き出ている
→ 下肢静脈瘤が関係している可能性があります。超音波検査で静脈の逆流を確認しましょう。

足梗塞・動脈疾患で特に注意したいのは、むくみよりも、歩くと痛い、休むと楽になる、足が冷たい、色が悪い、傷が治りにくいといった症状です。


足の血管がボコボコ浮き出ている場合は、下肢静脈瘤の可能性があります

足の血管がボコボコ浮き出ていると、「血管が詰まっているのではないか」「足梗塞なのではないか」と心配になる方がいます。

しかし、足の表面にボコボコ・クネクネと浮き出る血管は、典型的には下肢静脈瘤で見られるサインです。

足の血管がボコボコ浮き出た下肢静脈瘤の写真
足の血管がボコボコ浮き出た下肢静脈瘤

下肢静脈瘤を疑うサイン

  • ふくらはぎ・すね・太ももの血管がボコボコ浮き出ている
  • 血管がクネクネと蛇行して見える
  • 夕方になると足が重だるい
  • 足がむくむ
  • 夜間や明け方に足がつる
  • すねや足首の皮膚が茶色くなってきた
  • 足首まわりに湿疹・かゆみがある
  • 皮膚炎や傷が治りにくい

これらの症状がある場合は、下肢静脈瘤が関係している可能性があります。治療が必要かどうかは、診察と超音波検査で静脈の逆流を確認して判断します。

写真で進行度を確認したい方へ

足の血管の浮き出方や、下肢静脈瘤の進行度については、以下のページで写真付きで解説しています。

写真で見る下肢静脈瘤の進行度


黒ずみ・湿疹・かゆみがある場合は、うっ滞性皮膚炎に注意

足のむくみやだるさに加えて、足首まわりの黒ずみ、湿疹、かゆみ、皮膚の硬さがある場合は、下肢静脈瘤によるうっ滞性皮膚炎が関係していることがあります。

皮膚症状を伴う下肢静脈瘤では、放置すると色素沈着が残ったり、皮膚炎を繰り返したり、進行すると潰瘍につながることがあります。

足の黒ずみ・湿疹・かゆみがある方へ

うっ滞性皮膚炎と下肢静脈瘤の関係については、以下のページで詳しく解説しています。

うっ滞性皮膚炎・足の黒ずみと下肢静脈瘤の関係


足梗塞が心配な場合の受診先

足梗塞や末梢動脈疾患が心配な場合は、動脈の血流を調べる必要があります。症状によって、循環器内科、血管外科、救急外来などでの相談が適しています。

目黒外科ではなく、早めに他医療機関へ相談した方がよい症状

  • 歩くと足が痛くなり、休むと楽になる
  • 足先が冷たい
  • 足の色が白い、紫色、黒っぽい
  • 足の傷が治りにくい
  • 足の指が黒ずんできた
  • 急に足が強く痛くなった
  • 急に足が冷たくなった
  • しびれが強い、足が動かしにくい

このような症状は、下肢静脈瘤とは別の血管の病気が関係している可能性があります。自己判断で様子を見すぎず、適切な診療科で相談してください。

関連ページ:足梗塞と下肢静脈瘤の違い


目黒外科の初診をおすすめするケース

目黒外科は、太い血管がボコボコ・クネクネ浮き出る下肢静脈瘤、足の黒ずみ・湿疹・かゆみを伴う下肢静脈瘤を専門に診療しています。

次のような症状がある場合は、下肢静脈瘤が関係している可能性があります。

初診予約をおすすめする方

  • 足の血管がボコボコ浮き出ている
  • 血管がクネクネと蛇行して見える
  • 足の重だるさ、むくみ、こむら返りがある
  • すねや足首の皮膚が茶色くなってきた
  • 湿疹・かゆみ・皮膚炎がある
  • 皮膚が硬くなってきた
  • 治りにくい傷や潰瘍がある
  • 過去に下肢静脈瘤の治療を受けたが再発が心配

下肢静脈瘤は、見た目である程度疑うことができます。ただし、治療が必要かどうかを判断するには、超音波検査で静脈の逆流を確認する必要があります。

足の血管がボコボコ浮き出ている方へ

ふくらはぎ・すね・太ももの血管が浮き出ている場合、下肢静脈瘤の可能性があります。

足の重だるさ、むくみ、夜間のこむら返り、皮膚の黒ずみ・湿疹・かゆみを伴う方は、一度、超音波検査で血管の逆流を確認しましょう。

※写真診断は確定診断ではありません。最終的な診断には医師の診察と超音波検査が必要です。
※急な足の痛み、冷え、色の変化、しびれ、動かしにくさがある場合は、下肢静脈瘤ではなく動脈の病気の可能性があります。救急外来・血管外科・循環器内科へ早めにご相談ください。


下肢静脈瘤レーザー手術を検討するケース

足の血管がボコボコ・クネクネ浮き出ていて、足の重だるさ、むくみ、こむら返り、皮膚の黒ずみや湿疹を伴う場合は、下肢静脈瘤レーザー手術の対象となることがあります。

手術が必要かどうかは、診察と超音波検査で静脈の逆流を確認したうえで判断します。

手術について詳しく知りたい方へ

日帰りレーザー手術、保険適用、費用の目安、術後の生活については、以下のページで詳しく解説しています。

下肢静脈瘤レーザー手術|日帰り・保険適用・費用を専門医が解説


よくある質問

Q. NHKを見て足のむくみが心配になりました。目黒外科を受診すべきですか?

足のむくみだけで下肢静脈瘤と判断することはできません。足の血管がボコボコ浮き出ている、黒ずみ・湿疹・かゆみがある場合は、下肢静脈瘤の可能性があります。血管が浮き出ていないむくみだけの場合は、内科・循環器内科などでの相談が適していることがあります。

Q. 足梗塞が心配な場合は何科を受診すればよいですか?

足が冷たい、歩くと痛い、休むと楽になる、足の色が悪い、傷が治りにくい場合は、動脈の血流障害が疑われます。循環器内科、血管外科、症状が急な場合は救急外来へ相談してください。

Q. 足の血管がボコボコしています。足梗塞ですか?

足の表面にボコボコ・クネクネと浮き出る血管は、足梗塞よりも下肢静脈瘤でよく見られるサインです。治療が必要かどうかは、診察と超音波検査で静脈の逆流を確認して判断します。

Q. 足の黒ずみや湿疹も下肢静脈瘤と関係しますか?

下肢静脈瘤が進行すると、足首まわりの黒ずみ、湿疹、かゆみ、皮膚の硬さなどが出ることがあります。これは、うっ滞性皮膚炎が関係していることがあります。

Q. 写真だけで下肢静脈瘤かどうかわかりますか?

写真で下肢静脈瘤の可能性をある程度確認することはできます。ただし、確定診断や治療方針の決定には、医師の診察と超音波検査が必要です。受診すべきか迷う方は、無料写真診断をご利用ください。


まとめ|足梗塞と下肢静脈瘤は、同じ足の血管でも別の病気です

NHKの番組をきっかけに足のむくみや足梗塞が心配になった方も多いと思います。足の血管の病気には、動脈の病気と静脈の病気があります。

足梗塞は主に動脈の血流障害、下肢静脈瘤は静脈の逆流によって起こる病気です。

足が冷たい、歩くと痛い、足の色が悪い、傷が治りにくい場合は、動脈の病気が疑われるため、循環器内科・血管外科・救急外来へ相談してください。

一方で、足の血管がボコボコ・クネクネ浮き出ている、足首まわりの黒ずみ・湿疹・かゆみがある場合は、下肢静脈瘤が関係している可能性があります。

下肢静脈瘤かどうか迷う方へ

足の血管がボコボコ浮き出ている方、足の黒ずみ・湿疹・かゆみがある方は、下肢静脈瘤の可能性があります。

受診対象か迷う場合は、まず無料写真診断をご利用ください。治療が必要かどうかは、診察と超音波検査で判断します。

※写真診断は確定診断ではありません。最終的な診断には医師の診察と超音波検査が必要です。
※急な足の痛み、冷え、色の変化、しびれ、動かしにくさがある場合は、下肢静脈瘤ではなく動脈の病気の可能性があります。救急外来・血管外科・循環器内科へ早めにご相談ください。

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監修:下肢静脈瘤専門クリニック 目黒外科 院長・齋藤 陽

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