なぜ静脈瘤ができるようになったのか?|目黒外科|東京都品川区・目黒駅から徒歩30秒

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2017.04.22 わかりやすい下肢静脈瘤の教科書

なぜ静脈瘤ができるようになったのか?

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目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

それは、人類が四つ足歩行から二足歩行、

つまり立って生活するようになったためと考えられます。

 

ヒトが二足歩行での生活となったため、

足先から心臓まで血液が重力に逆らって登る距離が長くなりました。

一度登った血液が下に落ちないようにするため、

静脈には数cmごとに逆流防止弁がついています。

 

なんらかの原因で弁がちゃんと閉じなくなると、血液が下に向かって逆流をはじめます。

逆流により渋滞を起こした静脈は血圧が高くなり、

下方の弁にも負担がかかり、次々と弁が破壊されていきます。

 

静脈瘤の患者さんは、89割が大伏在静脈12割くらいが小伏在静脈です。

また、静脈瘤の患者さんの多くは下腹部にある腸骨静脈に弁がない方が多いと言われ、

これが静脈瘤の一因になっていると言われます。

 

 

 

 

下肢静脈瘤専門クリニック 目黒外科。

院長:齋藤 陽

豊富な診療実績を誇る下肢静脈瘤血管内焼灼術の指導医が診察します。

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