【専門医解説】下肢静脈瘤の手術は夏休みに!学校の先生におすすめの理由とは
【夏休みはチャンス】学校の先生に増える下肢静脈瘤の手術希望者
8月に入ると、目黒外科には学校の先生からの受診予約が急増します。
その理由は明確で、夏休みこそ、下肢静脈瘤の手術を受ける絶好のタイミングだからです。
「忙しくて治療の時間が取れない」と悩まれていた先生方にとって、
授業のない夏休み期間は治療のスケジュールを立てやすく、回復時間も十分に取れる貴重な期間なのです。

学校の先生
【学校の先生は下肢静脈瘤になりやすい?】
学校の先生は、1日に何時間も立ち続けて授業をされることが多いため、
足の静脈に常に大きな負担がかかっています。
立ち仕事は血液が足にたまりやすく、ふくらはぎに疲れや重だるさを感じたり、
足がむくんだり、夜中に足がつるといった症状が出やすくなります。
その結果として、足の表面に血管が浮き出る「下肢静脈瘤」が発生するのです。
これは、血液の逆流を防ぐ「静脈弁(じょうみゃくべん)」が壊れることで、
血液が足にたまってしまい、血管がふくらんでしまう状態を指します。

下肢静脈瘤の画像
「最近ふくらはぎが重たい」
「夕方になると足がパンパンにむくむ」
「青い血管が目立ってきた」
「寝ている時に足がつる」
といった症状がある方は、下肢静脈瘤の初期症状かもしれません。
進行すると、皮膚が茶色く変色したり、かゆみ、湿疹、潰瘍(かいよう)といった重症化も起こり得ます。

うっ滞性皮膚炎の症状
【夏休み中の手術なら、二学期に元気に復帰できる】
下肢静脈瘤の治療は、近年では切らずに済む「日帰り手術」が主流となっています。
レーザーや高周波を使った血管内焼灼術(けっかんないしょうしゃくじゅつ)や、
接着剤を使うグルー治療などがあり、皮膚を大きく切開せずに行えるため、
痛みも少なく、入院の必要もありませんので、手術翌日から日常生活に戻ることができます。
もちろん、すべてのケースが同じではありませんので、
医師によるエコー検査(超音波検査)で血流の状態をしっかり確認した上で、最適な治療方法をご提案しています。
手術時間は片足あたり約30〜1時間、術後は15分ほど休憩したのちに歩いて帰ることができます。
手術当日から洗濯や炊事、軽い散歩もOK。
弾性ストッキングの着用と簡単なセルフケアで、これまでに手術を受けられたすべての先生が問題なく職場に復帰されています。
【ご自身の足と向き合う夏に】
夏休みは、心身のリフレッシュだけでなく、
これまで後回しにしていた健康課題に向き合うチャンスでもあります。
「学期中は時間がない」「足の見た目が気になるけれど我慢していた」
そんな先生方こそ、この8月に一歩を踏み出すチャンスです。
学校に復帰されたあと、生徒と向き合う先生の足が、健康で軽やかであるように、専門医として全力でサポートいたします。
治療を検討されている方は、まずはお気軽にご相談ください。
受診の混雑が予想される時期ですので、早めのご予約をおすすめします。
「手術をするほどか分からない」「検査だけでもいい?」という方も歓迎です。
まずは足の状態を知るところから、一緒に始めていきましょう。
下肢静脈瘤専門クリニック「目黒外科」のご案内
目黒外科は、下肢静脈瘤レーザー手術件数日本最多(2020年から5年連続)の実績を持つ、下肢静脈瘤専門クリニックです。
28年以上にわたり下肢静脈瘤治療に専念してきた院長が、診察・検査・説明・手術・フォローアップまで一貫して担当します。
完全予約制・日曜診療対応で、忙しい方でも安心してご来院いただけます。
足の静脈瘤が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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目黒外科 院長・齋藤 陽は、下肢静脈瘤に関する知識をまとめた書籍
『専門医が教える世界一わかりやすい“下肢静脈瘤”の治療と予防』(医学通信社)を執筆しています。
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下肢静脈瘤に悩む方、治療を考えている方にぜひ手に取っていただきたい内容となっています。
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