【Q&A】下肢静脈瘤の手術後の生活について(してもよいこと・してはいけないこと) | 目黒外科

Medical下肢静脈瘤のすべて

2024.01.22

【Q&A】下肢静脈瘤の手術後の生活について(してもよいこと・してはいけないこと)

記事執筆Author

目黒外科 院長 齋藤 陽(あきら)

目黒外科 院長
齋藤 陽(あきら)

  • 日本外科学会 外科専門医
  • 脈管専門医
  • 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医、指導医

詳しいプロフィール

下肢静脈瘤の手術後の生活について解説いたします。

【手術当日】

してはいけないこと・その1:自転車に乗る

手術をした方の足には包帯が巻かれています。

自転車を漕ぐと包帯がずり落ちてきてしまう恐れがありますので、手術当日は自転車のは乗らないようお願いします。

してはいけないこと・その2:入浴

足に巻いた包帯は翌日に外しますので、手術当日は外すことができません。

してはいけないこと・その3:車の運転

手術中は鎮静剤で眠っています。当院で使用する鎮静剤は目覚めが早いので、15分程度休憩していただければ患者さんは歩いて帰ることができます。

ただし、少しぼーっとする感じが残ることがありますので車を運転してお帰りになる場合、とっさの判断が鈍る恐れがあります。

そのため、手術当日の車の運転はご遠慮いただいています。

 

以上3つの事が禁止事項となりますが、

それ以外は、炊事・洗濯・掃除・買い物などの日常動作はすべてOKです。

 

【手術翌日】

手術翌日には足に巻いていた包帯を外します。

足の皮膚には切開した傷や糸で縫った傷はありませんので、入浴・シャワーどちらもOKとしています。

運動に関しては、動いてみて痛みの具合を確かめながら強度を強めていくようにお願いしています。

自転車・自動車の運転はOKです。お仕事もデスクワーク・力仕事どちらもOKです。

ご予約・お問い合わせcontact / reservation

tel:03-5420-8080

受付時間
9:00〜13:00、14:00〜18:00
休診日
水・土・日(隔週)・祝