下肢静脈瘤の最先端治療!レーザーカテーテル焼灼術
下肢静脈瘤治療の新常識!レーザーカテーテル焼灼術
下肢静脈瘤は、血管の弁の機能不全により血液が逆流し、静脈が拡張する疾患です。足のだるさやこむら返りなどのつらい症状だけでなく、放置すると重症化し、皮膚の変色や潰瘍の原因となることもあります。そんな下肢静脈瘤の治療法として近年標準的な治療方法としての地位を確立しているのがレーザーカテーテルによる血管内焼灼術です。
レーザーカテーテルによる血管内焼灼術とは?
この治療法は、レーザーカテーテルを静脈内に挿入し、レーザー照射によって静脈を焼灼することで閉塞させる手法です。局所麻酔のもとで行われ、皮膚の切開を伴わないため、傷跡が残りにくくて痛みも小さく、術後の回復も早いというメリットがあります。
治療の流れ
1. 診察と超音波検査により、治療する静脈を特定します。
2. 局所麻酔を施し、皮膚に穿刺してカテーテルを挿入。
3. 静脈内にレーザーカテーテルを進める。
4. レーザーを照射しながらカテーテルを引き抜き、静脈を焼灼します。
5. 処置後は圧迫ストッキングを着用し、術後の経過観察を行います。
治療の効果とメリット
レーザーカテーテルによる血管内焼灼術は、従来の手術に比べて患者さんのお身体に対するダメージが小さく、術後の痛みや腫れが少ないことが特徴です。また、日帰り手術が可能で社会復帰が早いため、忙しい現代人に適した治療法と言えます。さらに、再発率が低いことも大きなメリットです。
まとめ
下肢静脈瘤の治療法として、レーザーカテーテルによる血管内焼灼術は、その安全性と効果の高さが確立しています。つらい症状や見た目に悩まされている方は、ぜひ専門の医師に相談してみてください。目黒外科では、下肢静脈瘤の治療に特化した経験豊富な医師が、最適な治療法をご提案いたします。
レーザーカテーテルによる血管内焼灼術について解説した動画も併せてご覧ください。